県原水協通信、今号で100号です!
神奈川県原水協通信の第1号の発行は、2011年8月15日でした。それから約4年半、今回の発行で100号発行となりました。
さらに、情報機関紙として、皆さんに読まれる「通信」となるよう努力して参ります。今後もご愛読よろしくお願いします。
2015年の前進を力に、来年はさらなる飛躍を
原水爆禁止神奈川県協議会理事長 片野憲二
被爆70年、「核兵器のない世界」へ大きな一歩を踏み出す活動の
1年でした。
80人の代表団が署名を携えてNPT再検討会議ニューヨーク行動へ。368人が原水爆禁止世界大会参加。被爆者の皆さん、地域・職場の多くの仲間の皆さんが期待を担い役割を発揮しました。
核兵器の非人道性を告発する動きは、今年のNPT再検討会議、国
連加盟の8割159カ国が賛成するなど、核保有国を追いつめる大き
な流れとなっています。12月の国連総会では「核兵器のない世界」への法的措置を求める決議も採択されました。
核保有国を追いつめた力は、被爆者を先頭とする市民社会の草の根の運動です。国連総会でもその役割が高く評価されました。
しかし、唯一の被爆国である日本政府は9月「戦争法」を強行成立
させました。これは、アメリカの核使用戦略と結びついた「核の傘」
依存の危険極まりないものです。
「戦争法」に反対する国民的なたたかいは、歴史的な広がりを見せています。このたたかいを発展させ、2016年は核兵器廃絶と世界平和に貢献する日本への大きな転換の年にしようではありませんか。